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プロフィール

仏像彫刻工房「祥」

Author:仏像彫刻工房「祥」
Wood carving studio "SHO"

南都仏師・矢野公祥(やの こうしょう)

奈良・大阪・兵庫西宮において、仏像彫刻の指導、制作を行なっております。

工房や仏像彫刻教室、仏像ギャラリー、展示会などの情報を掲載しています。

Teaching and producing Buddha statue. Wood carving studio in Nara and Osaka, Japan

ホームページ
http://nanto-bussi.com/
ツイッター
https://twitter.com/naraButsuzo

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仏像彫刻、生徒作品の釈迦菩薩像


仏像彫刻教室では、初心者のうちは入門テキストの課題。
課題を終えた生徒は、自由に彫りたい仏像を選び、先生の指導のもとに彫刻します。

先日完成した、生徒さんの仏さま、樹下観耕(じゅかかんこう)の釈迦菩薩像。
インドで4世紀頃までに多く作られたガンダーラ仏の模刻です。

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仏像が完成すると、皆で囲んで、わいのわいのと鑑賞したり、ナデナデしたり(*^_^*)
ギリシャ石像のような彫りとどっしり感。

写真や旅行が好きな生徒さん自身が、インドやパキスタンの博物館で直接見たという、ガンダーラ仏。
ご本人が受けた印象の片鱗、どっしりとしていて大らかな生徒さん本人の気質が伝わってくるようです

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この仏像は、王宮時代のお釈迦さまが、畑の畦道の樹の下で瞑想するお姿。

『ガンダーラ美術に見るブッダの生涯』で紹介されています。

お釈迦さまの生涯や求道、様々なエピソードに添えて数多くのガンダーラ仏の写真が。
とても見応えあり、仏像彫刻生徒の間でも所有者多数の本です。

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台座と一体の堂々としたガンダーラ仏摸刻、材料のひのきエピソード。

仏像の材料は、大きな丸太の中心付近、芯を外した希少な部分です。

近年、大きな木材はがくんと減り、このサイズの材料は入手が難しいそうで、矢野先生がいつか彫ろうとしていたとっておきだったとか。森や木、緑が減っています

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生徒の彫刻刀を研ぐ矢野先生。

仏像彫刻教室では、刀の手入れも覚えますが、もちろん技術の習得度はさまざま。
三角刀など、2つの面が合わさる形のものは難しく、先生の手が入ることになります。

本当に苦手な人には、三角刀研いだらイカン!とのお達しが出ることも…

でもみんな慣れてきて、それなりに研げるようになります。
ネット動画で包丁の研ぎ方を見て、研いでしまえる主婦の方も。さすがです!



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鍾馗像の旅立ち


以前の工房ホームページを長らく飾っていた、矢野公祥先生の作品、鍾馗(しょうき)さま
仏像ギャラリー空音の2Fにて、旅支度されていました

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新しいお住まいで、みなさまをお守りください!

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いざ出発


仏像彫刻教室の謎をレポート


とある日の、いつもどおりの仏像彫刻教室

これは・・・お花を彫っているのでしょうか?

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・ ・ ・


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答えは、十一面観音像でした

複雑で難しく思えるモデルも、先生が
「ここをこう彫って、次はこっちをこれくらい」
と、バッチリサポート

少々の失敗も、ダメな感じの失敗も、
高い仏像修復スキルをもって軌道修正していただけます

大船に乗ったつもりで大作に挑む熟練生徒さんたち!


     


さらに別の日の、和やかな仏像彫刻教室

教室の机に、お酒の箱がどどーん!

これから、仏像を囲んで、飲み会が始まるのでしょうか?

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・ ・ ・


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答えは、即席仏像ケース

自宅と教室、仏像を持ち運ぶ間、
手先や足先に衣、細くて繊細な部分は割れや欠けの危険が

中には、1作品ごとに桐箱を新調し、組紐などの装飾を用意するこだわり派もいます

大切に彫っている仏さま、無事なお姿で過ごしていただきたいものです


仏像教室の様子、年末年始の干支一刀彫り


仏像彫刻教室の年末~1月の様子をツイッターからまとめてみました

仏像彫刻と干支一刀彫り

年末も差し迫る11月頃には、毎年恒例、干支一刀彫りがたけなわ
2018年は戌年ですね
先生の指導を受けつつ、お手本を眺めつつ、新年に向けて頑張って彫ります!
繊細な表現が印象深い仏像彫刻ですが、シャープに彫り跡を見せるシンプルな作風も学べます

干支一刀彫り 戌年

仏像彫刻と彫刻刀の切れ味

仏像彫刻は、木を削るのと同じくらい、刃物の研ぎに時間が必要と言われ、
砥石を使うなら、研ぐのと同じくらい、面を平らに手入れします
教室の機械だと、高速回転でシャキーン!とすぐに切れ味が復活するので、有り難し

彫刻刀砥石 機械

よく見ると、赤い火花が少し散ってるの、分かります?
大きな音の出る機械に近づいたこともなくて、最初は遠巻きに見ていた初心者も、
すぐに慣れ、火花ぱちぱちさせながら研いでいます

余計切れなくなって、先生や先輩に助けられてばかりですけど・・・

干支一刀彫り、全種制覇!

毎年恒例の干支一刀彫り
仏像彫刻歴12年の生徒さん、この戌年で、12個全部揃いましたー!
おめでとございます、ぱちぱちぱち(^_^)/
右は先生の見本、左は生まれたてほやほや
ひのきは年月が経つと色味に深さが増し、少しずつ年を重ねながら家宝として大切にされていくのでしょう

干支一刀彫り 戌年

矢野先生教室

平成30年初めての教室にて

矢野公祥先生、お元気ですー!

去年は、机にぶつけた足の打ち所が悪く、秋に治療を余儀なくされた先生
新年は春日大社で1万歩も歩かれたそうで、もう完全復活!ですね

大きな声でにこにこ笑いながら、本当に楽しそうに教えていて、この雰囲気が好きです^^

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ツイッターで人気者、干支一刀彫り

かわいいと評判の、干支一刀彫り、戌神さま
年末頃に矢野先生が研究したものを、希望生徒が指導を受けながら作ります
親類縁者に頼まれ、3つ4つ彫る人も多い、人気の彫刻
シンプルにまとめつつきちんと動物に見えるよう、デザインに腐心されているとか

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ツイッターに投稿すると、今までとは違う数の「いいね」をいただき、彫りたい!という問い合わせも来るほど

春日大社の狛犬を担当された矢野先生ならではの、こだわりが伝わっているのかもしれません

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片側は先生が指導で彫りつつ、見本も参考にしつつ、初心者も古株もほとんどの生徒が挑戦します
リアルに彫るより、シャープな彫り跡を生かす一刀彫りの感覚を掴むのがコツです
彫り上がれば、金や朱を入れておめかし

先生の見本の裏、サインと花押が!
カッコイイです!

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多少、いややかなり生徒の腕がまずくても、先生が指導で彫った側を表にして飾れば・・・
生徒側を削りすぎたので、先生の側も削って調整したら、両方ダメに!
そんな時も、結構見栄えよく手直ししてもらえたりして^^;

何とかかんとか、形になるのも、楽しい仏像彫刻教室です

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